2019.10.26

秋はダニアレルギーに注意!

秋に起こる体調不良の原因は、
ダニが原因のアレルギーかも?!

家の中にいる目に見えない敵、ダニ。どこの家にも1年中いるダニですが、気温20~30℃、湿度60~80%の高温多湿になると繁殖しやすくなるため、特に夏場はダニの発生が多くなります。

そして気温と湿度が下がる秋になると、大量に繁殖したダニが一斉に寿命を迎えます。するとダニの死骸や糞が乾燥して粉々になり、ちょっとした風で容易に部屋中にまき散らされます。

この粉々になったダニの死骸や糞がアレルゲンとなり、皮膚炎、喘息、結膜炎、鼻炎などさまざまなアレルギー疾患を引き起こします。ダニアレルギーは生きているダニそのものではなく、ダニの死骸や糞によって引き起こされるので、それらが増える秋になるとダニが原因のアレルギー症状を訴える人が増えてくるのです。

原因は、ダニが原因のアレルギーかも?!

秋のダニアレルギーを予防する対策は
繁殖を抑えアレルゲンを排除すること

秋になると発症のリスクが高くなるダニアレルギーは、どうやって予防したらよいのでしょうか。対策は大きく分けて2つの方法があります。生きているダニの繁殖抑止と、ダニの死骸や糞などのアレルゲン排除です。

生きているダニの繁殖抑止に効果的なのは、除湿と熱処理です。ダニは温度50℃以上、湿度55%以下では生きられません。そこで布団乾燥機やアイロンがけでダニを死滅させたり、部屋の換気や布団の天日干しなどで湿度を下げたりする対策を行うのが有効です。

また、アレルゲンを排除するには洗濯がおすすめです。ダニのアレルゲンは水に溶けやすい性質があるので、寝具やカーテンなどをこまめに洗濯するとよいとされています。

アレルゲンを排除する

さらに、繁殖抑止とアレルゲン排除の両方に効果的なのが掃除です。毎日の掃除機がけの他に、週に1回、丁寧な掃除機がけを行います。1㎡あたり30秒(6畳間なら約5分)、シングルサイズのかけ布団なら片面約2分(必ず両面行う)が目安です。

なお、アレルゲンとなるダニの死骸や糞は、掃除機から出る排気で再び空気中にまき散らされる可能性があります。排気中のアレルゲンが気になる場合は、排気循環式の掃除機を使用するなどの対策があります。

効果的なのが掃除です

独自の換気システムで行う
スモリの家のダニアレルギー対策

スモリの家は、独自の換気システムでダニアレルギー対策をしています。家の中の空気を24時間動かし続け、常にきれいな空気を部屋に送り、汚れた空気を外に排気しています。最新のタイプの排気では床の排気口から床下を通って外に出るという、床に落ちたアレルゲンを排除しやすい仕組みを採用しています。

さらにスモリの家は、部屋の中だけでなく壁の中も空気が通り常に換気されています。壁の中の空気が動いていると、結露やそれに伴うカビの発生が抑えられ、カビをエサとするダニの繁殖もしにくくなるのです。

独自の換気システムでダニアレルギー対策

残念ながら、どんな家でもダニをゼロにすることはできません。でも、ダニが繁殖しにくい環境を作ることはできます。家の性能はもとより、掃除や洗濯などの日々の努力の積み重ねを行うことで、秋のダニアレルギーを予防していきたいものです。