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家づくりの第一歩は、森づくりからスタートします。伐採されたあとの山には「地ごしらえ」という整備作業が施され、その後、 春先から入梅頃にかけて苗木の植え付けが行われます。樹種によっても異なりますが、たとえば水分を多く必要とするスギの木なら、 梅雨に入ったころが植林のピークとなります。
山に苗を植えるという作業は、機械では決して行うことができません。職人さんたちは、何十本という苗木の束を背負い、 急な斜面を登り降りしながら植え付けを行います。平地の方なら少しはラクかと思えばそうとも限らず、中腰での植え付けは 腰への負担も大きく身体的にも大変な重労働。それも、ただ穴を掘って植えればいいというものではなく。しっかり根付く様、 根の部分を優しく広げるように植えます。

そして、植林から最低でも5年間は、苗木が周りの草木に埋もれたり、他の樹木が絡まって生長を阻むことのないよう、 環境を整えてあげなければなりません。夏場は特に雑草もな多くなる季節なので、 下草を刈るなど職人さんが世話をしながら成長を見守っていきます。